Hola! ろかです。
突然ですが、YouTuber’s Lifeというゲームをご存知でしょうか。
最近ゲーム実況者がこぞって動画配信しているSwitch・PC・スマホゲームなのですが
一言でいうと「教育的クソゲー」です。
クソゲーは、システムやキャラデザインに問題があって低評価が多いゲームのことを指しますが
このゲームはただのクソゲーではありません。
社会の仕組みを生々しく学べる、究極の経営シミュレーションゲームなのです。
リンク
リンク
リンク
究極の経営シミュレーション、YouTuber’s Life
そもそも教育的ゲームとは
ゲームに様々なジャンルが存在する中、ゲーム性も教育性も兼ね備えたゲームというのが、教育的ゲームです。
代表的なのは桃太郎電鉄シリーズ、通称「桃鉄」です。
全国の駅を回りながら、その土地ゆかりの建築・産業・特産品をモチーフにした、不動産を買うことができるため
現金→資産という「資産教育」と、全国の土地感を養う「地理教育」に役立ちます。
こうした教育的ゲームは、大人も子供も楽しみながら勉強できるという点で、悪い印象を持つ人は少ないのではないでしょうか。
YouTuber’s Lifeについて
概要
このゲームは、史上最高の動画配信者(U-Tuber)を目指して、動画編集・ファン獲得・コンテンツ制作を楽しめるゲームです。
最初は実家の一室から、学校に通いながら配信を開始します。
再生回数やファンが増えるにつれ、日々のタスクも多く、質の高いものになっていきます。
配信ジャンルは以下の4つから1つ選択し、各カテゴリのトップU-Tuberを目指していきます。
- ゲーム
- 音楽
- ファッション
- 料理
…とまあ、これだけ見れば普通のシミュレーションゲームなのですが、
元は海外のゲームなので日本語がおかしかったり、人と会話すると突然不気味な笑い声が聞こえたり
操作説明がほとんど無いなど、典型的なクソゲーです。
詳しいゲームの内容は、たくさんのゲーム実況者が動画を配信しているので、ぜひご覧ください。
ただ、システムは結構現実に近く、全体を通して経営を学べるゲームになっていますので
どこが教育的なのか?を実際のプレイ画面を交えて、力説させてください。
ここが教育的①:人を働かせてお金を稼ぐ
このゲームの醍醐味は、自分だけで動画を制作しなくても稼げる点にあります。
最終的に、自分は全く動画を作ることなく、コラボレーターを奴隷のように働かせて稼げるようになります(笑)
ゲームの序盤では、知名度がないので、自分ひとりで動画制作をしなければなりません。
しばらく動画配信を続けていると、ファン数が徐々に増えていき、「コラボレーター」という編集者を雇えるようになります。
プレイヤーはコラボレーターに動画制作~配信を指示することができ、その動画は自身のチャンネルに公開されていきます。
さらに、各コラボレーターの雇用期間や休暇の有無を自分で管理していきます。
コラボレーターを働かせすぎると、やる気ゲージが下がり動画の質が低下します。休暇を取らせると、やる気ゲージが回復します。
やけにリアルですよね(笑)
この一連の流れによって、「自分だけでなく他人の力も利用してお金を生み出す」ことを学べます。
ここが教育的②:人脈を活用する
では、コラボレーターは勝手に雇えるようになるのかというと、そうではありません。
企業や個人のパーティーに出席することで、親交を深めていく必要があるのです。
パーティーには、一般人・動画配信者・企業関係者が出席しており、それぞれ話しかけることができます。
話しかけることで友好度がアップし、案件を受けたりコラボレーターを雇ったりすることができるようになります。
また、動画中盤からは「ネットワーク」というプラットフォームに参加できるようになります。
ネットワークに入ると、企業案件が増え、同時に1動画ごとの収益も上がりますが、
再生回数やイベントへの強制参加など、厳しい条件が課せられます。
ネットワークに入って企業案件をこなしていくことで、商品を割引価格で買えるようになったり、いろんなイベントに出席できるようになります。
こうして人の集まるところで自分を売り込み、企業や人との関係性を構築していくのです。
ここが教育的③:資金管理
ゲームを進めて登録者数が増えてくると、必要機材をアップグレードしていく必要があり、収支のバランスに苦労します。
最初は実家に住んでいるので、固定支出はありませんが、
動画の収益がほとんど無い上、機材や商品を購入しなければならないので、アルバイトをして稼いでいきます。
またゲームが進むと、月初にコラボレーターや家の家賃を支払わなければなりません。
大きな家や質の高いコラボレーターを雇えば、それなりに固定費用が発生します。
そのため、収支にシビアにならないと、ゲームオーバーが簡単にやってきます。
また、突然の支出も発生します。それが、「動画の規約違反」です。
警告を解除するには、$200~の罰金を支払う必要があり、これが序盤では結構な痛手です。
ネットワークに所属していると、罰金を肩代わりして、支払い不要になることがあります。
収入>支出の状態を常に意識し、必要に応じてリスクを取ることを痛感できます。
まとめ:
それでは、本ゲームの教育的な特徴を以下にまとめます。
- コラボレーターを雇って動画を制作、人の力を使って収益を生み出す
- 企業や個人と繋がり、仕事を獲得する
- 収益と支出を適切に管理し、資産を増やす
この3つを見て、お気づきになったでしょうか。
そう、これはまさしく「楽しみながら社長業を学べるゲーム」なのです!
とはいえYouTuberは個人事業主ですから、経営を一人で行うという点で社長と言えるでしょう。
YouTuberを本気で志すお子さんには、ぜひとも知っておいてほしい内容です。
(登録者数がむちゃくちゃな勢いで増えるのはゲームならではですが…)
30時間あれば全部クリアできちゃうので、気になった方は一度遊んでみてはいかがでしょうか。
軽い気持ちで始めたゲームがこんなに奥が深かったとは…
これだからクソゲーはやめられない(‘ω’)
以上、ろかでした! Adios!
コメント